韓国発、世界一臭い食べ物

アンモニア漬けの食べ物

クイズです。世界で一番臭い食べ物は何でしょう?納豆?くさや?フナ寿司?全てハズレです。答えは2つあり、まず1つがスウェーデンのシュールストレミング。発酵したニシンを加熱殺菌しないまま缶に詰めて、缶の中でも発酵させた缶詰です。そしてもう1つが韓国のホンオフェです。南部の全羅南道の港町、木浦の郷土料理で、エイをわらや厚手の紙で包んで壷の中に詰め込み10日ほど発酵させた食べ物です。エイは自身がもつ消化酵素によって発酵し、出来上がる頃にはアンモニア漬けになっています。凄まじいアンモニアが網膜を刺激して、涙を流しながら口に入れる事になります。釜山やソウルでもホンオフェが売られていますが、全羅南道以外のものは発酵させておらずただのエイの刺身、または酢漬けです。日本ではアンモニアを食品に添加する事が認められていないので、日本人の感覚からするとアンモニアを口に入れて大丈夫なのか?と不思議に思うでしょう。

元大統領の大好物

ホンオフェの食べ方はコチュジャンベースのタレを付けてサンチュに巻いて食べたり、キムチと豚肉を一緒に口に入れるサマプと呼ばれる食べ方が一般的です。口に入れたあと韓国のどぶろく、マッコリで流し込むのが通だと言われています。
そんな日本人からしたらびっくりの食べ物ですが、当地では100グラム2万ウォン以上する高級食材です。結婚式など宴には欠かせない食材で、ホンオフェの出てくる量で宴の格が決まると言われるくらいです。全羅南道出身の金大中元大統領はホンオフェが大好物で、フランス留学中もホンオフェを食べるためにしばしば帰国していたというエピソードがあるくらいです。
ソウルからは遠い木浦ですが、もし韓国に行く際は少し足を延ばして世界一臭い仰天料理、ホンオフェを食べてみませんか?地元では「金メダル食堂」がホンオフェの専門店として有名です。